産後にやっと映画を観にいけました。
『隣る人』という映画。

tonaruhirto

ある児童養護施設の日常を追う8年間の物語。

重い現実を受け止められるのか・・・
映画を見る前の不安がありました。
が、見えたのは「希望」でした。

施設の「日常」が本当に丁寧に丁寧に映しだされていて
悲しい現実ももちろん目の当たりにはするのですが
それよりも伝わってくるのが
その施設でが大切にしていること。
・・・「食べる・寝る・抱きしめる」
こうした当たり前のことが
子どもの成長に必要な「安心感」を
育んでいるんだということ。


それを施設の保育士たちが
こどもたちにていねいに行っていて
こどもたちも、少しずつ保育士さんを親のように
信頼していく。

特に印象に残ったシーン。
保育士がお休みの日に
彼女の担当の子どもが
彼女がいつも使っている毛布にくるまり
「世界で一番いい匂い!」と
なんとも幸せそうな表情をするところ。

あー、私も、母の匂いが一番いい匂いだと思っていたし
ひょっとしたら私の娘も、そう思ってくれているんじゃないかと思ったら
いますぐうちに帰って子どもをもっと抱きしめてあげたいという
想いでいっぱいになりました。
そうだ、親子ってこんなに素敵なものなのだと
親子ではない関係の二人から
私は強く感じることが出来たのでした。

ただ、ここまでだと、保育士さんには本当の家庭があり
結局は子どもたちの一方通行な思いで終ってしまうのではないか・・・
という不安(勝手ですが)に駆られてしまうのですが
これがまたこの作品から衝撃の事実を知るのです。

ある保育士さんが事情により担当を変わらなければいけなくなったとき
それまでの担当だった子どもが号泣。
その保育士さんのことば。
「もし(その子が)行くところがなかったら・・・
自分の子にしてもいいかなっていう・・・」

また別の保育士さんの話。
以前担当していた子どもがアメリカに留学する際
彼女がその費用を彼女が負担したそうだ。
「私が費用を出すべきだろうと、素直に思えた」

私たちがこだわる
「血縁」とはなんなのだろう。
「血縁」でなくとも
自然と、親たりえる、ということは
いまのこの社会に
いろんな可能性をもたらしてくれるのではないかという「光」を感じました。

そして私も、自分の娘たちはもちろん
また身近な子どもたちの「隣る人」に
なれるのではないかという
希望を感じたのでした。

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